長くつ下のピッピの世界展リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち

94年間の生涯に多くの子ども向け作品を生み出したスウェーデンの国民的児童文学作家アストリッド・リンドグレーン（1907〜2002）の著書は、全世界100カ国以上の言語に翻訳され、出版部数は総計1億6000万部にのぼるという。1941年、娘を喜ばせようと即興で語ったストーリーが元となった代表作『長くつ下のピッピ』の貴重な原画をはじめ、オリジナル原稿、作者の愛用品、今展のために製作された特別映像などを展示。スウェーデンの生活文化やリンドグレーンの生涯についても紹介する。