生誕100年 清宮質文あの夕日の彼方へ

水戸市 茨城県近代美術館 TEL.029-243-5111

開催期間:2018年2月23日(金)~4月8日(日)

詩情豊かな木版画家として知られる清宮質文(せいみや・なおぶみ、1917〜1991)の先祖は守山藩(水戸藩の支藩)の藩士で、清宮自身も水戸市内の墓地に眠っている。これまで主な仕事である木版画と、水彩、ガラス絵、モノタイプといった傍らの仕事は明確に区別されてきたが、今展では、清宮を「表現形式に「絵」という方法をとっている詩人」ととらえ、「第1章 1953年まで」「第2章 1959年まで」「第3章 1960年代」「第4章 1970年代」「第5章 1991年まで」と、年代順に制作テーマの変遷を追いながら、木版やガラス絵といった区別なく詩的ビジョンの実現をめざした一枚の絵として191点を紹介する。

高崎市美術館 2017年12月10日(日)〜2018年1月31日(水)(終了)