琉球美の宝庫

港区 サントリー美術館 TEL.03-3479-8600

開催期間:2018年7月18日(水)~9月2日(日)

15世紀に統一王朝が成立し、400年以上にわたって東アジアの文化を結び「万国津梁(しんりょう)」(=世界をつなぐ架け橋)として繁栄した琉球王国の独自の美を紹介。華やかな紅型に代表される染織や、螺鈿・沈金・箔絵などの技法を使ったきらびやかな琉球漆器、さらに近年の東京ではまとまって公開されることがなかった琉球絵画が一堂に紹介されるのが注目される。首里城内にあった王家の文物の一部が東京の尚家に継承されており、美術工芸85点と文書・記録類1166点が「琉球国王尚家関係資料」として2006年に国宝に指定されたが、今展ではその一部も特別公開される。