没後60年 北大路魯山人古典復興—現代陶芸をひらく—

千葉市 千葉市美術館 TEL.043-221-2311

開催期間:2019年7月2日(火)~8月25日(日)

京都に生まれた北大路魯山人(1883〜1959)は、はじめ書や篆刻の分野で活動していたが、30代終わりの1922年、料理のための器を求めて作陶を開始。日本文化の核となっていた茶道の伝統に基づく古典復興の姿勢は同時代の陶芸家たちを触発した。今展では魯山人ゆかりの料亭として知られる名古屋の八勝館が所蔵する作品と世田谷美術館の塩田コレクションを中心に魯山人作品約120点を展示。さらに川喜田半泥子(1878〜1963)、石黒宗麿(1893〜1968)、荒川豊蔵(1894〜1985)から八木一夫(1918〜1979)にいたる同時代の陶芸家たちの作品に加え、彼らが学んだ中国・朝鮮・日本の古陶磁もあわせて展示する。展示総数202点。

碧南市藤井達吉現代美術館 2019年4月27日(土)〜6月9日(日)(終了)
滋賀県立陶芸の森陶芸館 2019年9月14日(土)〜12月1日(日)