没後50年 藤田嗣治展

台東区 東京都美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2018年7月31日(火)~10月8日(月・祝)

東京美術学校(現・東京藝術大学)西洋画科で黒田清輝や和田英作に学んだ後、1913年に渡仏し、「乳白色の裸婦」などの作品によりエコール・ド・パリの寵児となった藤田嗣治(1886〜1968)。1931年から南米の旅を経て1933年に帰国。壁画の制作などを行なっていたが、戦時中は作戦記録画に従事した。1949年に離日してニューヨーク経由でフランスに戻り、1955年にはフランス国籍を取得し、カトリック教徒レオナール・フジタとして、パリ郊外に自ら建設し壁画を描いた礼拝堂に眠っている。今展は、史上最大級の回顧展として、フランスを中心とした欧米の主要な美術館から初来日作品を含む代表作が来日。初期から晩年までの個人蔵も含む作品126点と資料により、藤田の画業をあらためて検証する。

京都国立近代美術館 2018年10月19日(金)〜12月16日(日)