没後40年 濱田庄司展—山本爲三郎コレクションより

芳賀郡益子町 益子陶芸美術館 TEL.0285-72-7555

開催期間:2018年4月15日(日)~7月16日(月・祝)

栃木県益子町を拠点に大正から昭和にかけて活躍した陶芸家・濱田庄司(1894〜1978)は、柳宗悦らと民藝運動を推進し、日本の工芸界に大きな影響を与えた。1955年に第1回重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定、1968年には文化勲章を受章している。今展は、20代はじめの頃から濱田と半世紀以上も親交を深め、民藝運動の支援者としても知られるアサヒビール初代社長・山本爲三郎(1893〜1966)のコレクション(現在は、アサヒビール大山崎山荘美術館(京都府大山崎町)所蔵)より、京都市陶磁器試験場時代の希少な作例、イギリスや沖縄での作陶経験の影響がみられる作品、山本家の暮らしを彩ったうつわまで、約100点の貴重な作品群を紹介する。