没後200年記念 増山雪斎展

津市 三重県立美術館 TEL.059-227-2100

開催期間:2019年4月20日(土)~6月16日(日)

伊勢国長島藩第5代藩主・増山正賢(ましやま・まさかた、1754〜1819、号:雪斎(せっさい))は、中国清代の画家・沈南蘋(しんなんぴん、1682〜?)に私淑し、多彩な絵画作品を遺した。とくに博物学の発展を背景に描かれた代表作《虫豸帖》(ちゅうちじょう、1807〜12年、東京国立博物館蔵)をはじめとする博物図譜や南蘋流の花鳥画で知られる。個人所蔵の展覧会初出品作品を多数含む125点による過去最大規模の雪斎展。大坂の木村蒹葭堂(1736〜1802)ら各地の文人との交流についても焦点をあてる。