江戸の戯画—鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで

大阪市 大阪市立美術館 TEL.06-4301-7285(大阪市総合コールセンター)

開催期間:2018年4月17日(火)~6月10日(日)

18世紀の大坂で鳥羽絵本として出版され人気を博した「鳥羽絵」をキーワードに江戸時代の戯画を紹介する展観。版本を展示する「第1章 鳥羽絵」に続き、第2章では独特のユーモアで18世紀後半の大坂を中心に活躍した浮世絵師・耳鳥斎(にちょうさい、生没年不詳)の《地獄図巻》2件をはじめとする肉筆画や版本約30点を紹介。「第5章 滑稽名所」では江戸・京・大坂の名所を舞台とした戯画を展示し、「第3章 北斎」「第4章 国芳」「第6章 暁斎」で、それぞれの作品に「鳥羽絵」の影響を探る。ベルギー王立美術歴史博物館からの里帰り作品を含む全281点。前期(〜5月13日)、後期(5月15日〜)で展示替あり。