横堀角次郎と仲間たち草土社の細密画から、郷里赤城山の風景まで

前橋市 アーツ前橋 TEL.027-230-1144

開催期間:2018年3月17日(土)~5月29日(火)

赤城山麓の群馬県大胡町(現・前橋市)に生まれた横堀角次郎(よこぼり・かくじろう、1897〜1978)は、1914年に転校した東京・芝の正則中学で、山形から転校してきた椿貞雄(1896〜1957)と出会い、ともに岸田劉生(1891〜1929)を訪ねたことで画家への道を歩み始め、翌年、草土社第1回展に出品、草土社の創立同人11人の一人となる。劉生の京都移住による草土社消滅後は、春陽会を発表の場として第1回(1923年)から第55回(1978年)まで出品を続け、第56回展には遺作が展示された。草土社時代から晩年までの作品と、岸田劉生、椿貞雄、鳥海青児ら交流のあった作家21名の作品も紹介する。