桃源郷展—蕪村・呉春が夢みたもの—大倉集古館リニューアル記念

港区 大倉集古館 TEL.03-5575-5711

開催期間:2019年9月12日(木)~11月17日(日)

中国・六朝時代の詩人・陶淵明(とうえんめい、365〜427)が「桃花源記」に描いたユートピア、桃源郷は繰り返し詩に読まれ、絵画にも描かれるようになった。リニューアルを記念する今展では、新収品の呉春(1752〜1811)筆《武陵桃源図屏風》(江戸時代・18世紀)を初公開。この作品の原点となった呉春の師・与謝蕪村(1716〜1784)が描いた一連の桃源郷作品へのオマージュ、そして呉春自身の画業における本作品の位置づけに着目する。大倉集古館名品展も同時開催。