幕末狩野派展

明治維新から150年を迎えるのを機に、幕末に活躍した狩野派の絵師と作品を紹介。当時の江戸画壇を牽引し、幕末狩野派のスタイルを確立・展開した狩野栄信（ながのぶ、号・伊川院、1775〜1828）・養信（おさのぶ、号・晴川院、1796〜1846）父子の代表作に焦点をあて、狩野派に学び近代日本画の礎を築いた狩野芳崖（1828〜1888）、橋本雅邦（1835〜1908）へと続いた江戸から明治への絵画史の大変革について明らかにする。