小原古邨

渋谷区 太田記念美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2019年2月1日(金)~3月24日(日)

はじめ日本画を描いていた小原古邨(おはら・こそん、1877〜1945)は、明治末期より海外への輸出作品として花鳥画の版下絵を提供し、海外で高い人気を得た。好評を博した茅ヶ崎市美術館での「小原古邨展 花と鳥のエデン」展(2018年9月〜11月)では、実業家・原安三郎旧蔵作品を初公開したが、今展は、明治末から大正にかけて松木平吉の下から刊行された古邨落款の木版画や、昭和前半に渡邊庄三郎の下から刊行された祥邨落款の新版画によりその全貌を紹介する東京では初の展覧会。制作工程が分かる肉筆の下絵や試し刷りもあわせて紹介。前期(〜2月24日)と後期(3月1日〜)で全点展示替えを行ない、合計約150点を展示する。