人間・髙山辰雄展森羅万象への道

世田谷区 世田谷美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2018年4月14日(土)~6月17日(日)

大分市生まれの日本画家・髙山辰雄(1912〜2007)は、1951年より終生、世田谷の地を創作の拠点とした。東京美術学校(現・東京藝術大学)在学中の1934年、第15回帝展に初入選。以後、帝展、日展を中心に活躍し、人間の存在の神秘を問い、森羅万象の不思議へと思いを巡らせ、現代社会に生きる人間を描く独自の画境を切り拓いた。1982年には文化勲章を受章。今展は、大分県立美術館の所蔵作品を核として、国公私立美術館や個人コレクターの協力を得て各時期の代表作を集め、素描や下図も含む総数約180点により、70余年にわたる画業を回顧する。

大分県立美術館 2018年7月7日(土)〜8月19日(日)