チャペック兄弟と子どもの世界20世紀はじめ、チェコのマルチアーティスト

渋谷区 渋谷区立松濤美術館 TEL.03-3465-9421

開催期間:2018年4月7日(土)~5月27日(日)

1920年に発表した戯曲の中で「ロボット」という言葉を初めて用いたことで知られるチェコの文筆家カレル・チャペック(1890〜1938)。その兄のヨゼフ・チャペック(1887〜1945)は、キュビスムの画家として活躍する一方、カレルの著書の装丁を手がけ、自身も多くの著作を残した。今展では、二人のさまざまな活動の中から子どもの心を持ち続けて生まれた作品を中心に、「子どもの視点」「おとぎ話」「いぬとねこ」「様々な仕事」「子どものモチーフ」の5つのテーマで紹介。日本でも出版されている童話『長い長いお医者さんの話』のヨセフの挿絵原画、愛犬を紹介した本『ダーシェンカ』のカレルの写真とイラストなども展示されている。

芦屋市立美術博物館 2018年7月1日(日)〜9月9日(日)