アール・デコ・リヴァイヴァル！

朝香宮両殿下のパリ滞在と1925年に同地で開催されたアール・デコ博覧会への訪問がきっかけとなって誕生。1933年に竣工した旧朝香宮邸（現・東京都庭園美術館本館、重要文化財）の建築としての魅力を伝える年に一度の「建物公開　旧朝香宮邸物語」では、館のこれまでの歴史をたどる。ゆかりの衣装や、アール・デコ時代のドレスやバッグ（文化学園服飾博物館蔵）も展示。新館で同時開催する「鹿島茂コレクション　フランス絵本の世界展」では、フランス文学者で西洋古書・版画のコレクターとして知られる鹿島茂（1949〜）が30年にわたり収集を続け、これまで秘蔵されてきたフランスの絵本コレクションを初公開。