重要文化財の秘密東京国立近代美術館70周年記念展

千代田区 東京国立近代美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2023年3月17日(金)~5月14日(日)

明治以降の絵画・彫刻・工芸のうち、重要文化財に指定されているのは日本画32件、洋画21件、彫刻6件、工芸9件のあわせて68件。その内51件を全国から集める展覧会。重要文化財とは、1950年に公布された文化財保護法に基づき、日本の有形文化財の内、製作優秀で日本文化史上貴重なもの等について文部科学大臣が定めたもの。近代の作品については、1955年に日本画4件が指定されたのに始まり、1967年に洋画3件、彫刻1件が指定されたが、1983〜1998年は指定がなく、工芸の初の指定は2001年だった。今展では、こうした指定の年表と実作品をあわせて見ることにより、近代日本美術の評価づけが未だ現在進行形であることを明らかにする。