読み継がれた源氏物語

名古屋市 徳川美術館 TEL.052-935-6262

開催期間:2020年11月8日(日)~12月13日(日)

『源氏物語』は、現代にいたるまで1,000年にわたり読み継がれてきた古典の名作。『紫式部日記』は、『源氏物語』の作者・紫式部が宮中に上がった際にその様子を記したもので、宮廷生活のなかで、いかに『源氏物語』が生まれ、享受されたかがわかる。今展では、東京・五島美術館蔵の国宝《紫式部日記絵巻》を特別公開。さらに、宮内庁三の丸尚蔵館や個人蔵の源氏絵の名品を展示し、『源氏物語』の文化史をたどりつつ、その魅力を紹介する。また、徳川美術館蔵の国宝《源氏物語絵巻》が2016年から5年にわたる修復作業の結果、保存上の観点から本来の巻子装に戻された。改装後、《源氏物語絵巻 橋姫》を初公開(11月26日〜12月13日)する。