白鳳—花ひらく仏教美術—

奈良市 奈良国立博物館 TEL.050-5542-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2015年7月18日(土)~9月23日(水・祝)

仏教美術の専門館である奈良国立博物館の開館120年記念展として、長年にわたり構想を温めてきた展観。大化改新(645)から平城遷都(710)までをさす言葉として用いられている白鳳(はくほう)期には、飛鳥時代と天平時代の間の短い期間ながら、どちらの時代の作品とも異なる魅力を有する仏教美術などが造られた。国宝《聖観世音菩薩立像》(奈良・薬師寺)、同《観音菩薩立像(夢違観音)》(奈良・法隆寺)、同《仏塔》(奈良・興福寺、展示期間8月18日〜27日)などの金銅仏をはじめ、考古遺物、工芸品など白鳳時代の代表作約150件を展示し、白鳳文化の全容に迫る。