我が名は鶴亭若冲、大雅も憧れた花鳥画(かっちょいいが)!? ルーツは長崎 聖福寺

長崎市 長崎歴史文化博物館 TEL.095-818-8366

開催期間:2016年2月6日(土)~3月27日(日)

長崎歴史文化博物館開館10周年記念特別展。長崎に生まれ、聖福寺で黄檗僧となった鶴亭(かくてい、1722〜1785)は、長崎に来日した清の画家・沈南蘋(しんなんぴん)から画技を学んだ唯一の日本人画家である熊斐(ゆうひ)に南蘋風花鳥画を学んだ後、20代半ばで還俗して京都、大坂へ進出。京坂の画家たちに大きな影響を与えた。40代半ばで再び黄檗僧となり、萬福寺でも活躍。今展は、没後230年を経て、鶴亭の画業と生涯に迫る初めての回顧展。初公開43件を含む鶴亭の花鳥画84件、鶴亭が学んだ黄檗絵画や南蘋風花鳥画、同時代に活躍し、鶴亭や南蘋風花鳥画に憧れた池大雅、伊藤若冲、曾我蕭白、与謝蕪村らの作品もあわせて約140件を展示する。(長崎、神戸各会場限定の出品作品あり。長崎会場では前期(〜2月28日)、後期(3月1日〜)で展示替えを行なう)。

神戸市立博物館 2016年4月9日(土)〜5月29日(日)