典雅と奇想—明末清初の中国名画展董其昌から八大山人、石濤、惲寿平まで。

港区 泉屋博古館分館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2017年11月3日(金・祝)~12月10日(日)

それまでの中国絵画史の知識を集大成し、明末書画壇の中心的な存在だった董其昌(とうきしょう、1555〜1636)、明末四和尚と称された八大山人(はちだいさんじん、1626〜1705)や石濤(せきとう、1642〜1707)、清朝とは距離をおいた遺民画家、惲寿平(うんじゅへい、1633〜90)をはじめとする明末清初(16世紀後期〜18世紀初)の中国で生まれた正統派の画家による典雅な山水表現と、これに背を向けた個性的な異端の画家たちを紹介。泉屋博古館のコレクションを軸として、他の国公私立博物館・美術館や個人コレクションを加えて、展示替え、頁替をしながら54点を展示する。静嘉堂文庫美術館で開催の「あこがれの明清絵画〜日本が愛した中国絵画の名品たち〜」との連携企画で、入館料の相互割引を実施。