横手市 秋田県立近代美術館 TEL.0182-33-8855
開催期間:2021年3月13日(土)~4月18日(日)

秋田県小坂町に生まれた日本画家・福田豊四郎(1904〜1970)は、1930年、26歳の若さで帝展で特選を受賞。同じ特選受賞者の日本画家、小松均(1902〜1989)と吉岡堅二(1906〜1990)と意気投合し、1934年「山樹社」を結成した。その後、同会は「新日本画研究会」「新美術人協会」へと拡大。戦後1928年には「創造美術協会」を結成し、1952年、洋画・彫刻の「新制作協会」に合流して日本画部(現・創画会)となった。今展では、福田豊四郎の作品に加えて、豊四郎の師・川端龍子(1885〜1966)、共に山樹社を結成した小松均、豊四郎の下で影響を与えあった堀文子(1918〜2019)と柴田安子(1907〜1946)、豊四郎の意思を継ぐゆかりの日本画家たちの作品を紹介し、豊四郎がめざした新しい日本海が創造の精神に触れる。
ときめく美人画—培広庵コレクション 2021年4月24日(土)〜6月20日(日)