長谷川等伯展〜等伯と一門の精鋭たち〜

石川県七尾美術館では、能登七尾出身の長谷川等伯（1539〜1610）の作品や関連する作品、資料を紹介する「長谷川等伯展」を、毎年テーマを決めてシリーズで開催してきた。21回目となる今展は、60歳以降の等伯に焦点をあてるテーマ1「孤高—晩年の等伯」、等伯の養父・長谷川宗清、能登時代の等伯（信春）、七尾の長谷川家を継承した長谷川等誉らの作品を紹介するテーマ2「故郷—能登の長谷川一門」、等伯の次男・宗宅、三男・宗也、四男・左近や弟子の作品を紹介するテーマ3「継承—等伯を継ぐもの」の構成で、あわせて27点を展示する。