金山康喜のパリ—1950年代の日本人画家たち

富山市 富山県立近代美術館 TEL.076-421-7111

開催期間:2015年5月16日(土)~7月5日(日)

金山康喜(1926〜1959)は、富山高等学校では美術部に所属、東京大学大学院に進学した頃より猪熊弦一郎が主宰していた田園調布純粋美術研究室に入り、1949年には新制作派協会展に初入選している。1951年、経済学を学ぶためにパリへ留学。在パリ日本人画家のコミュニティにも加わり、アンデパンダン展やサロン・ドートンヌ展へ出品、入選も果たした。1958年に一時帰国し、翌年33歳の若さで急逝。
今展では、金山の画業を渡仏前後の2部にわけて紹介するのに加え、野見山暁治や田淵安一ら友人たちや金山に目をかけていた藤田嗣治や佐野繁次郎らの1950年代の作品を展示する。

世田谷美術館 2015年7月18日(土)〜9月6日(日)