野町和嘉写真展地平線の彼方から

高知市 高知県立美術館 TEL.088-866-8000

開催期間:2023年7月8日(土)~9月24日(日)

高知県三原村生まれの写真家・野町和嘉(1946〜)は、1972年サハラ砂漠への旅をきっかけにアフリカ取材を開始。地球規模で世界遺産を取材する旅を続けてきた。高知県立美術館では2008年の「聖地巡礼」展以来、15年ぶりとなる今展では、その間に東京を中心に開催してきた「地平線の彼方から」「世界遺産」「シベリア収容所」という視点の異なる3つの写真展を、新作を加えて再構成。ごく初期のサハラ砂漠の作品から、20年前のソビエト崩壊直後に垣間見たロシアの暗部を、ウクライナ侵攻という理不尽な現実に触発されての急遽発表。そしてコロナ禍の直前まで続いた、地球規模で世界遺産をめぐる旅の集大成展となる。