運慶展運慶と三浦一族の信仰

横須賀市 横須賀美術館 TEL.046-822-4000(横須賀市コールセンター)

開催期間:2024年10月26日(土)~12月22日(日)

12〜13世紀の三浦半島で大きな力を持ち、鎌倉幕府の草創期には政権の中心を占めていた武士・三浦一族の地位を象徴するように、横須賀・三浦半島には一族ゆかりの寺が多くつくられ、当時一流の仏師の手による仏像が安置された。三浦一族の和田義盛(1147〜1213)の発願による浄楽寺(横須賀市芦名)の運慶(?〜1223)作の阿弥陀三尊像、不動明王・毘沙門天立像は、その典型。今展では、この運慶作の5体を中心に、全9体の仏像を紹介。「運慶と鎌倉」をテーマに、神奈川県立金沢文庫、鎌倉国宝館とともに開催する連携展示のひとつ。