赤瀬川原平の芸術原論1960年代から現在まで

千葉市 千葉市美術館 TEL.043-221-2311

開催期間:2014年10月28日(火)~12月23日(火・祝)

展覧会の開催を目前にして亡くなった芸術家・赤瀬川原平(1937〜2014)の大回顧展。1958年より無審査の読売アンデパンダン展に出品を始め、1960年に故・荒川修作らと前衛美術集団「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」を結成。1963年には、故・高松次郎、中西夏之と「ハイレッド・センター」の活動を開始するなど、前衛美術家としてその経歴を始めたが、1968年頃からは漫画家・イラストレーターとして活躍、70年代末より尾辻克彦の筆名で小説を書き始め、1981年に『父が消えた』で芥川賞を受賞した。80年代以降は、「超芸術トマソン」「路上観察学会」「ライカ同盟」などの活動の中で写真家として発表を行い、1999年には、老いることを「老人力」と表現したエッセイがベストセラーとなる。
今展では、約550点におよぶ多彩な作品・資料を通して、50年を超える活動の全貌を紹介。DIC川村記念美術館「五木田智央」展との相互割引や、両館を結ぶ無料送迎バスの運行(土・日・祝日限定)、町田市立文学館ことばらんど「尾辻克彦×赤瀬川原平」展との相互割引も行われる。

大分市美術館 2015年1月7日(水)〜2月22日(日)
広島市現代美術館 2015年3月21日(土・祝)〜5月31日(日)