虹をかける:原美術館/原六郎コレクション

渋川市 原美術館 ARC TEL.0279-24-6585

開催期間:2021年4月24日(土)~2022年1月10日(月・祝)

公益財団法人アルカンシエール美術財団は、1979年に当時の日本では希少な現代美術専門館として東京都品川区に「原美術館」を、1988年には群馬県渋川市に別館「ハラ ミュージアム アーク」を開館、多彩な活動を展開してきた。1938年に邸宅として建てられた洋館を再生利用した原美術館は、建物の老朽化のため2021年1月に閉館。原美術館とハラ ミュージアム アークを統合し、ハラ ミュージアム アークを改称して、2021年「原美術館 ARC」としてリニューアルオープンした。<原美術館コレクション[現代美術]>は、原美術館設立時から財団理事長の原俊夫(1935〜)が独自の視点で収集した1950年代から現在までの世界各国の現代美術コレクションで、絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなど約1,000点にのぼる。<原六郎コレクション[東洋古美術]>は、明治・大正期の実業家で理事長の曾祖父にあたる原六郎(1842〜1933)が収集した、近世日本絵画を中心に、書、工芸、中国美術など約120点。今展では、両コレクションから、性別も国籍も文化も異なるアーティストたちの多様な表現を、第1期(春夏季:〜9月5日(日))、第2期(秋冬季:9月11日(土)〜)の2期に分けて展観。原美術館の常設展示だった奈良美智、宮島達男、森村泰昌らの作品もリニューアル移設される。