菱田春草展

岡倉天心のもとで、横山大観らとともに新時代の日本画をめざした菱田春草（1874〜1911）の生誕140年を記念する大回顧展。わずか36年の生涯の中での15年余の画業を、色材の科学調査、高精細画像撮影、落款（署名）の書体の再編年、近年発見された晩年期の制作手控え帳など、さまざまな角度からあらためて検証する。
重要文化財4点を含む108点を集めるが、前期（9月23日〜10月13日）のみ展示の作品が23点、後期（10月15日〜11月3日）のみ展示の作品が21点と大幅な展示替が行なわれる。公式サイトに出品作品リストを掲載。