茶碗の中の宇宙樂家一子相伝の芸術

千代田区 東京国立近代美術館 03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2017年3月14日(火)~5月21日(日)

ロサンゼルス・カウンティ美術館、サンクトペテルブルク・エルミタージュ美術館、モスクワ・プーシキン美術館で開催され、約19万人が鑑賞した国際巡回展の、さらに充実度を増した凱旋展。今から約450年前に長次郎という陶工によって創造された樂茶碗は、轆轤(ろくろ)や型を用いず、一点一点手捏ね(てづくね)によって制作されている。その奥義は一子相伝という形で現在の十五代まで伝えられてきたが、いずれの代もその時点での「現代」と向き合いながら創作を行ってきた。初代長次郎はじめ歴代の「今」を見ることにより一子相伝の中の現代性について考える。会期中、一部展示替えあり。京都/東京それぞれの会場のみ出品されるものもある。【公式サイト】

京都国立近代美術館 2016年12月17日(土)〜2017年2月12日(日)(終了)