舟越桂 私の中のスフィンクス

新潟市 新潟市美術館 TEL.025-223-1622

開催期間:2016年4月23日(土)~6月26日(日)

現代の日本を代表する具象彫刻家・舟越桂(1951〜)の彫刻は、1980年代、大理石の玉眼を使った肖像性の高い胸像のスタイル確立にはじまり、1990年代初めから胴体に大きな特徴が現われてきた。2005年の〈スフィンクス・シリーズ〉以降、異形の姿や裸体表現を主とする新たな展開が続いている。初期から最新作までの彫刻約30点に加え、彫刻制作のためのドローイング、様々なアイデアを具体化するための素描、作者自身が重要な表現と考えている版画など約30点も展示。兵庫県立美術館(2015年6月〜8月)で始まり、館林、三重で開催されてきた巡回展の最終会場となる。