聖護院門跡の名宝修験道と華麗なる障壁画

京都市 龍谷大学 龍谷ミュージアム TEL.075-351-2500

開催期間:2015年3月21日(土・祝)~5月10日(日)

京都市左京区に伽藍を構える聖護院を平安末期に創建した増誉(ぞうよ)大僧正(1032〜1116)の900年遠忌を記念する展観。聖護院は、熊野修験を統括する山伏の寺として栄え、本山修験宗(ほんざんしゅげんしゅう)総本山として修験に関わる仏教美術が多数伝来している。また、出家した皇族が住職をつとめてきた門跡寺院で、江戸時代には一時仮皇居とされたことから、境内の書院や宸殿には華麗な障壁画が100面以上残されている。
寺外初公開を含む約140件(うち国宝1件、重要文化財13件)により聖護院900年の歴史と文化を紹介。会期中、展示替【出品リスト】を行なうほか、京都文化博物館で「聖護院門跡の名宝—門跡と山伏の歴史—」を同時開催する。