細見コレクション 若冲と江戸絵画

京都市 細見美術館 TEL.075-752-5555

開催期間:2025年3月1日(土)~5月11日(日)

細見美術館の伊藤若冲(1716〜1800)コレクションの特徴は、初期作と晩年作が見られること。彩色画の《雪中雄鶏図》や《糸瓜群虫図》は30代の作。絵画制作に専念する以前の作として注目されている。一方、80代(1796年頃)の筆とされる《群鶏図》や《鼠婚礼図》などの水墨画は、墨や筆を自在に操り描く姿を想像させる。今展では、若冲を中心に、その弟子とされる若演や同時期に活躍した絵師のほか、江戸時代のさまざまな絵画を紹介。