細密工芸の華掛川市二の丸美術館コレクションと小川家コレクション

小山市 小山市立車屋美術館 TEL.0285-41-0968

開催期間:2023年7月22日(土)~9月24日(日)

江戸時代末期から明治時代にかけて精緻な細工の工芸の技が頂点に達した。中でもたばこ道具は、蒔絵、金工、牙彫など多様な工芸技術が盛り込まれた総合芸術品といわれる。今展では、江戸時代以降の工芸品を多数収蔵している掛川市二の丸美術館のコレクションより、たばこ入れ、きせる、きせる筒、たばこ盆のほか、懐紙入れ、櫛・かんざしなど約130点を展示。あわせて小山の元豪商・小川家の所蔵品より、幕末から明治時代の漆工芸家・柴田是真(しばた・ぜしん、1807〜91)の作と伝わる蒔絵椀や絵画、約15点を紹介する。