笑う美術

水戸市 茨城県近代美術館 TEL.029-243-5111

開催期間:2015年2月21日(土)~4月19日(日)

近世、近代、現代の美術を「笑い」というテーマによって組み直す。プロローグでは、白隠(1686〜1769)と仙厓(1750〜1837)のユーモアに満ちた禅画、歌川国芳(1798〜1861)の「寄せ絵」や伊藤若冲(1716〜1800)の《伏見人形七布袋図》など、近代以前の日本美術における「笑い」を紹介。
「笑いを描く—アルカイック・スマイルから意味深な笑い、そして大笑いまで」「ほのぼのと笑う—カワイイ動物たち、オカシナ妖怪たち」「ユーモア—ズレ、ブレを楽しむ」「笑いのひねり方—風刺、アイロニー、言葉遊び、ブラック・ユーモア」「ナンセンス—驚きと笑い」の5章に分けて、オノレ・ドーミエ(1808〜1879)、マルセル・デュシャン(1887〜1968)、マン・レイ(1890〜1976)、小川芋銭(1868〜1938)、浜田知明(1917〜)、靉嘔(1931〜)、森村泰昌(1951〜)、福田美蘭(1963〜)、山口晃(1969〜)をはじめとする多彩な作家によるあわせて約90件を展観する。