石田徹也展—ノート、夢のしるし

静岡市 静岡県立美術館 TEL.054-262-3737(テレホンサービス)

開催期間:2015年1月24日(土)~3月25日(水)

1990年代のバブル崩壊後、世の中の価値観が変わろうとする中で、匿名のものたちの象徴として「自画像」を描いた石田徹也(静岡県焼津市生まれ、1973〜2005)。踏切事故により31歳でその生涯を閉じて以降、遺作展や遺作集が大きな反響を呼んでいる。
2013年9月より始まった初の全国巡回展では、代表作に加え、51冊ものノートやスケッチブックを初公開し、制作の過程や思考の跡を辿っている。求龍堂より発行された公式図録兼書籍『石田徹也ノート』(B5変型、336ページ、本体3,000円+税)は、美術館連絡協議会の2013年度優秀カタログ賞を受賞した。