名古屋市 愛知県美術館 TEL.052-971-5511
開催期間:2024年10月11日(金)~11月27日(水)
京都御所の北側に位置する相国寺(しょうこくじ)は、室町幕府三代将軍・足利義満(あしかが・よしみつ、1358〜1408)が1382(永徳2)年に発願し、夢窓疎石(むそう・そせき、1275〜1351)を勧請開山に迎え、高弟の春屋妙葩(しゅんおく・みょうは、1311〜88)を実質開山として創建された、金閣寺、銀閣寺の通称で知られる鹿苑寺、慈照寺を擁する臨済宗相国寺派の大本山。室町幕府の御用絵師とされる画僧・如拙(じょせつ、生没年不詳)と周文(しゅうぶん、生没年不詳)、周文に学び中国に渡った雪舟(せっしゅう、1420〜1506)、江戸時代の狩野探幽(かのう・たんゆう、1602〜74)や伊藤若冲(いとう・じゃくちゅう、1716〜1800)、円山応挙(まるやま・おうきょ、1733〜95)など、相国寺は、時代を通じて芸術家を育て、名作の誕生を導いてきた。所有する美術品を公開している相国寺承天閣(じょうてんかく)美術館の開館40周年を機に、国宝、重要文化財約45件を含む相国寺派の名品を中心に紹介する。
パウル・クレー展—創造をめぐる星座 2025年1月18日(土)〜3月16日(日)