現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展ヤゲオ財団コレクションより

千代田区 東京国立近代美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2014年6月20日(金)~8月24日(日)

ゲルハルト・リヒター《叔母マリアンネ》1965年 ヤゲオ財団蔵
ⓒGerhard Richter、2014

世界トップ10に入るとされるヤゲオ財団(台湾)の現代美術コレクションの特徴は、西洋の近現代美術と中国の近現代美術の双方を有していること。さらに作品のほとんどがアーティストの代表作であることに驚かされる。財団創設者のピエール・チェン氏は「アートは、専門の倉庫に閉じ込められるべきではない。人々の間で相互作用し、生活の一部となることで、より優れた意味を作品に吹き込むことができる」という信念のもとに、アートによる国際的な交流活動を続けている。
今展では、ゲルハルト・リヒター、フランシス・ベーコン、ザオ・ウーキー、蔡國強らによる74点を展観。作品の「価値」とは何かを考えさせる特別な仕掛けも用意されている。

名古屋市美術館 2014年9月6日(土)〜10月26日(日)
広島市現代美術館 2014年12月20日(土)〜2015年3月8日(日)
京都国立近代美術館 2015年3月31日(火)〜5月31日(日)