洋風画と泥絵異国文化から生まれた「工芸的絵画」

目黒区 日本民藝館 TEL.03-3467-4527

開催期間:2020年6月9日(火)~9月6日(日)(会期変更)

江戸時代、長崎港を通じて舶来した「異国」の文化は、日本の絵画や工芸にも新しい表現を引き起こした。異国的風物を主題に描いた絵画、ガラス絵や長崎版画、眼鏡絵、東都の土産絵の江戸泥絵などに西洋の絵画技法に学んだ独特の洋風表現が見られる。日本民藝館の創設者・柳宗悦(1889〜1961)が「工芸的絵画」と呼び、民画として位置づけた江戸時代後期の洋風画と泥絵を中心に、館蔵品から紹介する。