没後八十年 波多野華涯—筆と生きた女性

岡山市 岡山県立美術館 TEL.086-225-4800

開催期間:2024年7月13日(土)~8月25日(日)

大阪生まれの波多野華涯(はたの・かがい、1863〜1944)は、13歳で東京に遊学し、跡見学校(現・跡見学園)第1期生として跡見花蹊(あとみ・かけい、1840〜1926)に学問や絵画の指導を受けた。卒業後は南画家・滝和亭(たき・かてい、1830〜1901)や森琴石(もり・きんせき、1843〜1921)らに学び、1919(大正8)年頃に岡山へ転居。画塾「有香社」を主宰し、南画家として活躍した。華涯の作品、師の書画や関連する中国絵画、華涯の旧蔵資料などによる初の大回顧展。