没後70年 南薫造

千代田区 東京ステーションギャラリー TEL.03-3212-2485

開催期間:2021年2月20日(土)~4月11日(日)

広島生まれの南薫造(1883〜1950)は、東京美術学校西洋画科で岡田三郎助(1869〜1939)に師事。1905年、白馬会創立10周年記念展に出品し、初入選するが、1907年〜1910年、イギリスで学んだ。帰国後は、白馬会の後身といえる光風会に所属して、官展(文展、帝展、新文展、日展)の中心的な画家として活躍。東京美術学校でも多くの後進を育てた。油画家、水彩画家として知られるが、富本憲吉とともに自画自刻自摺の木版画も制作し、創作版画運動の先駆けと位置づけられている。郷里の広島以外で開く初めての回顧展。その全貌を紹介する。

広島県立美術館 2021年4月20日(火)〜6月13日(日)
久留米市美術館 2021年7月3日(土)〜8月29日(日)