没後40年 濱田庄司展大阪市立東洋陶磁美術館堀尾幹男コレクションを中心に

世田谷区 世田谷美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2018年6月30日(土)~8月26日(日)

濱田庄司(1894~1978)は、1916年に東京高等工業学校(現・東京工業大学)の窯芸科を卒業後、京都市陶磁器試験場で当時の陶芸業界の先端技術を学び、イギリス人の陶芸家バーナード・リーチ(1887~1979)に誘われて、1920年、イギリス西南部のセント・アイヴスで作陶を開始。1924年に帰国後は、栃木県益子に居を定めて本格的に作陶を行った。堀尾幹雄氏(1911~2005)は、1933年に濱田の器と出会い、濱田との交流を通じて暮らしの中で実際に使用する器のコレクションを形成。大阪市立東洋陶磁美術館に200余件を寄贈した。今展では、この中から184作品を選び、京都時代や渡英期の資料、濱田自身が収集した世界各地の民窯の器なども加え、約200件により濱田庄司の器の魅力を紹介する。