没後100年 黒田清輝とその時代鹿児島市立美術館開館70周年記念

鹿児島市 鹿児島市立美術館 TEL.099-224-3400

開催期間:2024年7月24日(水)~9月1日(日)

鹿児島市に生まれた黒田清輝(1866〜1924)は、法律修学のため留学したフランスで絵画の道へ転向し、ラファエル・コラン(1850〜1916)に師事。帰国後、フランスで学んだ油彩表現は、日本の洋画界に新風を巻き起こした。黒田は東京美術学校(現・東京芸術大学)での美術教育や行政にも携わり、生涯にわたって日本の美術振興に力を注いだ。郷土で2002年以来の本格的な紹介となる今展では、東京国立博物館ほか国内の美術館等が所蔵する黒田の作品を中心に、関係作家の作品を含め、その足跡を多角的に振り返る。