求道の画家 岸田劉生と椿貞雄

仙台市 宮城県美術館 TEL.022-221-2111

開催期間:2018年1月27日(土)~3月25日(日)

岸田劉生(1891〜1929)は、はじめ白馬会洋画研究所で黒田清輝に油彩画を学んだが、1912年ヒユウザン会を、1915年に草土社を結成して、独自の写実表現を追究した。椿貞雄(1896〜1957)は、画家を志して1914年に米沢市より上京し、劉生の個展に感銘を受けて入門。翌年草土社の創立同人となるなど、劉生の影響を強く受けた。今展では、二人の関わりを中心に、劉生没後の椿の展開にも焦点を当てる。二人の油彩画の代表作に加え、日本画も紹介。総数約170点を展示する。