棟方志功展棟方志功記念館コレクションから

三次市 奥田元宋・小由女美術館 TEL.0824-65-0010

開催期間:2025年9月12日(金)~11月5日(水)

青森市生まれの棟方志功(1903〜75)は、1924年、画家をめざして上京。1926年より版画家を志し、『大和し美し』(やまとしうるわし、1936年)が出世作となり民藝運動関係者や文学者たちの交友が始まった。戦後は海外での相次ぐ受賞により「世界のムナカタ」として高い評価を得た。今展は、作家の郷里・青森でその業績を顕彰し続ける棟方志功記念館の協力により、そのコレクションを通して棟方の画業を通覧。貴重な初期の油彩画や、東北地方をテーマにした作品の紹介も通じて、作家と故郷青森との深いつながりも感じることができる。