松本竣介 街と人冴えた視線で描く

乙訓郡大山崎町 アサヒグループ大山崎山荘美術館 TEL.075-957-3123(総合案内)

開催期間:2025年1月4日(土)~4月6日(日)

アサヒグループ大山崎山荘美術館は、関西の実業家・加賀正太郎(1888〜1954)が大正から昭和初期にかけて建物、庭園、家具、調度品など自ら設計、デザインして建てた大山崎山荘を、京都府や大山崎町から要請を受けたアサヒビール株式会社が、行政と連携をとりながら、山荘を復元し美術館として運営することとなったもの。老朽化が進んでいた山荘を創建当時の姿に修復のうえ、安藤忠雄設計の新館「地中の宝石箱」などを加えて、1996年、加賀と親交のあったアサヒビール株式会社の初代社長・山本爲三郎(1893〜1966)のコレクションを中核とするアサヒビール大山崎山荘美術館(2023年よりアサヒグループ大山崎山荘美術館)として開館した。今展では、大山崎山荘が建設され、多くの文化人や政財界人が訪れた1930〜40年代に活躍した洋画家・松本竣介(1912〜48)の画業を紹介。群馬県桐生市の大川美術館の所蔵する松本竣介コレクションを中心に、60点余りの作品とデッサンを展観する。