木村伊兵衛写真に生きる

広島市 広島県立美術館 TEL.082-221-6246

開催期間:2025年12月13日(土)~2026年2月8日(日)

小型カメラに写真表現の可能性をいち早く見出し、日常を素早く切り取るスナップショットや肖像写真で名声を確立した写真家・木村伊兵衛(1901〜74)。その名を冠した新人を対象とした写真賞は、著明な写真家を数多く輩出している。今展では、1936年の沖縄の姿を伝える「第1章 夢の島—沖縄」、戦前から戦後の作家や舞台人を捉えた「第2章 肖像と舞台」、戦後の街並みや人々に目を向けた「第3章 昭和の列島風景」、1950年代の「第4章 ヨーロッパの旅」、「第5章 中国の旅」では、最近発見されたニコンサロンでの生前最後の個展「中国の旅」(1972〜1973)の展示プリントを特別公開。さらに1952年から20年間通い続けた「第6章 秋田の風俗」、1950年代のカラー写真による「第7章 パリ残像」の7章構成で、独特な眼差しにこだわった代表的な作品約165点によりその写真表現の魅力を紹介する。

東京都写真美術館 2024年3月16日(土)〜5月12日(日)(終了)
北海道立釧路芸術館 2025年4月19日(土)〜6月29日(日)(終了)