昭和レトロモダン—洋食器とデザイン画

瀬戸市 愛知県陶磁美術館 TEL.0561-84-7474

開催期間:2022年1月8日(土)~3月21日(月・祝)

明治以降、長らく日本陶器(現・ノリタケカンパニーリミテド)や名古屋製陶所が先駆けてきた洋食器生産は、昭和初期になると中小規模の製陶所も本格的に事業参入を始めた。戦後になると、愛知の三郷陶器や鳴海製陶、岐阜のヤマカ製陶所(のち大和陶器)をはじめとする各社が独自の技術やデザインを確立し、さまざまな洋食器を生産。今展では「昭和レトロモダン」に着目し、“デザインの三郷”とも呼ばれた三郷陶器が戦後から昭和40年代に手がけた洋食器とデザイン画を展示。あわせて鳴海製陶とヤマカ製陶所の製品を紹介し、戦後の洋食器をめぐる歴史と魅力に迫る。