日本磁器の源流有田焼創業400年記念

日本磁器の源流であり、世界市場でライバルとなった中国磁器との影響関係を紹介する。2015年度に寄贈された「冨永コレクション」554件を中心に、東京国立博物館、出光美術館、山口県立萩美術館・浦上記念館などからも出品を仰ぎ、総数602件を展示。「第1章　中国染付のはじまり」「第2章　戦国大名が求めた景徳鎮磁器」「第3章　織豊政権時代の中国磁器」「第4章　有田磁器が目指した明末の中国磁器」「第5章　有田磁器と競った中国磁器」「第6章　清朝後期の中国磁器と中国磁器写し」という展示構成で、14世紀から19世紀までの流れをたどる。