日本の色—赤と黒の世界

京都市 樂美術館 TEL.075-414-0304

開催期間:2021年8月28日(土)~12月24日(金)

伝統的な日本の色といえば、日常の器にも、仏教や神道の世界にも「赤と黒」を欠かすことができない。千利休がもとめ、樂家初代長次郎が生み出した樂茶碗の代表も、赤茶碗と黒茶碗。楽茶碗の中からとくに代表的な赤・黒茶碗を選び、なぜ二人がこの2色を選んだのか、そこにどのような思い、どのような思想、どのようなイメージが展開されているのか、という問いの答えを探る。