新発見の高麗青磁韓国水中考古学成果展

大阪市 大阪市立東洋陶磁美術館 TEL.06-6223-0055

開催期間:2015年9月5日(土)~11月23日(月・祝)

高麗時代(918〜1392)に作られた青磁は、高麗青磁と呼ばれ、韓国を代表する美術品のひとつだが、1980年代以降、窯址の発掘調査や水中考古学により、高麗青磁の起源をめぐる研究が大きく進展している。例えば、1976年に発見された「新安船」からは、高麗青磁が木簡とともに現われ、これまで手がかりが少なかった編年や生産、流通の実態が具体的に解明されつつあるという。今展は、韓国国立海洋文化財研究所の研究成果を日本で初めて紹介するもの。関連のある大阪市立東洋陶磁美術館所蔵の高麗青磁の名品もあわせて展示する。